東京理科大学の工学部建築学科の公式サイトです。

研究室の紹介LABORATORY

研究室の紹介

伊藤(裕)研究室伊藤研究室

研究分野:建築歴史・意匠
専攻分野:都市史、建築史、保存・再生計画

研究室では、単なる空間デザインの善し悪しではなく、〈空間と社会〉の関係性を考えることを常に意識しながら、建築や都市デザインの歴史について、芸術・文化・技術・生活・経済など総合的な側面から調査研究を行っています。また近年では、歴史的な建物や街並み景観を活かしながら環境に優しいまちづくりをしていこうという動きがみられますが、こうした歴史的環境の保存・再生計画についても積極的に取り組んでいます。
最近の主な研究テーマは、江戸・東京の都市空間の形成プロセスに関する研究、歴史的な街並みの空間構成や景観保存に関する研究、東アジアの歴史的都市・都市型住宅に関する比較研究、近代建築の保存・再生に関する研究、近代都市の祭礼空間の変容に関する研究などです。

宇野研究室宇野研究室

研究分野:建築計画
専攻分野:建築設計、都市設計、環境設計

建築は、長い歴史をもち、技術的な面に加えて、文化的芸術的な性質をそなえる総合的な人工物です。都市空間は建築の集合体によって構成されるので、魅力ある都市環境を設計するためには、建築についての知識と技術に熟知していることが必要です。工学の技術を駆使してつくられる現代の建築は、人工物としての都市と自然のあたらしい関係を具体的に定義する役割を担っています。私たちの研究室では21世紀にふさわしい新しい建築型(アーキタイプ)や建築要素群の設計方法および理論を研究しています。また、その応用としてこれからの都市環境のビジョンと戦略、具体的な設計計画の構想と提案を作成しています。それらの成果は、国内外での展示、発表、出版などを通じて社会に開き、専門家、市民、行政体ほかに発信しています。

熊谷研究室熊谷研究室

研究分野:建築構法計画、改修技術、構法史
専攻分野:建築計画

近年、ストック型社会への移行の中で既存建築の改修・再生が進みつつありますが、改修に関する構法は未だ試行錯誤の段階であり、学術的に整理することでより効果的に質を高めていくことか重要です。改修を「建物をより深く理解するプロセス」と捉え、改修に関わる技術的取組みを収集・整理し、オープンに活用可能な改修構法・技術知識基盤を構築する研究を進めています。別のテーマとしては、近代以降、工業化された建築材料・部材が広く地域を超えて普及してきましたが、これらも今日では各地域の背景や文化にあわせて構法が変化しています。構法の普及とその地域的展開を考察することは、私たちの生活とそれを支える建築・産業を考える上で重要であると考えています。他にも、西洋の伝統構法であるカタルーニャ・ヴォールト構法、構法の変遷などに関する研究を行っています。

郷田研究室郷田研究室

研究分野:建築計画
専攻分野:建築・都市計画、建築設計

現代都市においては、一個の建築を設計するという実践的な視点にたって、建築単体やその集合体としての地域や都市の空間を見直すこと、その中からより豊かな環境を形成していくための計画技術を導くことが重要であると考えます。研究室では、実際の建築・都市空間を読み解く力を養うために徹底的なフィールドワークを行い、客観的データの収集と数理的な分析手法に基づいて空間の評価を行います。最近の研究テーマは、アジア・ヨーロッパにおける都市住居の空間構成に関する研究、建築・都市の空間形態に関する研究、まちづくりの空間デザインに関する研究、などです。都市住居の研究では、都市開発とともに急速に失われていく高密度住居を求め、東京、京都、ハノイ、バルセロナ、ソウル、北京、上海、香港と駆けめぐってきました。まちづくりの空間デザインでは、実際に東京の下町・深川の商店街の再生に取り組んでいます。

倉渕研究室環境工学研究室

研究分野:建築環境工学、建築設備工学、数値流体工学
専攻分野:換気設備、換気効率、通風デザイン、流体数値シミュレーション

人間はその一生の8割以上を室内で過ごすと言われています。普段あまり意識していない空気ですが、健康に害を及ぼす恐れがないのか、その安全性の確保のため有効な換気を行うこと、新鮮空気が居住者に行き渡るための配慮を行うことは、建物気密性能が向上している現状では、大切な課題となっています。また、地球温暖化対策として、夏場に効果的に通風を取り入れ、エアコンに依存しない生活を送るためには、どのような開口部を設ければよいか?就寝時に安心して開放できる開口部としては、どのようなものが考えられるか?このような課題に応えるため、実験、実測、流体数値シミュレーションなどを駆使し、健康・快適かつ省エネルギー性の高い建築のあり方について研究を行っています。

長井研究室環境工学研究室

研究分野:環境工学
専攻分野:熱環境・空調設備

室内を健康的、かつ温熱的に快適な状態に保ちつつ、少ない資源を効率的に使って空調制御を行う方法を研究しています。そのため、断熱強化や窓の適切な配置、といった建築設計上の手法とその評価方法について、実建物の実測と計算機シミュレーションにより研究しています。また、住宅内のエアコンと窓開閉の連係方法についての研究、あるいは大型ビルに見られる空調システムの最適制御方法に関する研究も行っています。

栗田研究室栗田研究室

研究分野:建築構造、耐震工学、鉄骨構造
専攻分野:免制振・最適理論・健康診断

日本のように高度に発達した社会では,都市や建物に要求される地震の安全性は極めて高くなっております。安全・安心な都市・建物の実現を目指し,大地震でも建物の損傷を防ぎ,地震直後でも建物の使用ができるように,免震・制振の技術開発を行っております。特に,建物の損傷を効率良く防ぐための最適制御設計法や,戸建住宅を対象とした高性能で低コストの免震装置の開発を行っております。そのための基礎的研究として,建物の振動特性の解明や,地震時の建物や都市の挙動をシミュレーションする方法について研究を行っております。さらに,都市や建物が抱えている地震のリスクのマネジメント法や,建物の損傷を検知する方法についても研究を行っております

高橋研究室高橋研究室

伊藤(拓)研究室伊藤拓海研究室

研究分野:鋼構造、耐震工学
専攻分野:性能設計法、構造力学、応用力学、強非線形問題、ハイブリッド実験

近年、未曾有の自然災害や人為的被害により、建物が潰れて人の命が奪われるという悪夢を何度も経験しています。これらの悲劇は、構造物の要求性能は時代とともに変化し続け、安全性を論じるには従来の耐震性という単一の指標だけでは十分ではなく、新しいキーワードを設計で考えるべき時代が目の前に訪れていることを教えてくれています。また、これらの災害や被害により莫大な物的・経済的損失を被り、財産保全への社会的要求が高まってきています。さらに、地球環境問題への意識が高まりつつあり、建築物の持続使用可能性についても議論すべき時代を迎えています。これらの次世代型要求性能について、既存ストックとしての鉄骨構造物の再生と有効活用を図るとともに、鉄骨構造を主としたハイブリッド構造という選択肢も視野に入れ、継続使用を目的とした修復性や、構造性能のリニューアルの研究にも取り組んでいます。

佐々木研究室

研究分野:Wavelet解析・数値解析・データ解析
専攻分野:・地震動の非定常性に関する研究・深層地盤における地震動伝播性状の研究・地震動データ中のノイズ除去に関する研究・環境地盤振動の影響に関する研究・ブラインド信号源分離法による音声データ分離手法の研究(カクテルパーティ効果の研究)

建築工学に現れるさまざまな現象を解明するには数理解析的なアプローチが必須となります。当研究室では実際に得られたデータや模擬的なデータに対して、ウェーブレット解析などの最先端の数理解析的な手法を用いることで、そのデータの有する本質的な特性の抽出を行っています。そしてその特性を解析することにより、建築構造物の安全性を確保するための研究を行っています。

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